キングスパークとアンザックデイと私/パース_3

さて前回はパースの中心地を紹介していきましたが、パースといえばここでしょってことでKings Park(キングスパーク)を紹介します。

パースの市街地からすぐそこ、バスで5分ちょい(徒歩で20分くらい)の丘の上にあるだだっ広い公園です。4.06 km2の大きさはDランドが約8個も入るほどですが、整備されているところは1割しかなく敷地のほとんどは自然のままで散策などには向いてません。正式名称はKings Park and Botanic Gardenということで園内には西オーストラリア中から集められたワイルドフラワー(野花?)が所せましと植えられています。が、シーズンは9月~11月ということで、今はほとんど咲いておりません。

無料のシャトルバス(緑CAT)で5番のバスストップを降りて園内に向かうと大きな木の並木道が続いていますがこれはレモンガムツリーです。木の根元には立札がたっておりますが、これは戦争で亡くなった方の遺族が植樹してお、名前が書かれております。

 

Kings parkはただの公園ではなく戦争で亡くなった方の慰霊碑などが設置されている公園で、オーストラリア内にはこういった公園が数多くあり、こういった大都市ではない小さな街にも一つは存在します。

ということでそんなキングスパークにとって一番大事な日であるAnzac Dayに行ってきました。※上の写真はAnzac Dayの2日前に撮ったもの

Anzac Dayとは、毎年4月25日、第一次世界大戦のガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う。1969年に記念日が設立した。1915年4月25日にANZAC軍がトルコのガリポリに上陸したことに由来する。第二次世界大戦後、ガリポリの戦いに参加した兵士だけでなく、戦争に参加した全てのオーストラリア兵のための記念日に変わっていった。※wikipediaより抜粋

と書かれているように、日本で言う終戦記念日のような大切な日ということでこの日は休日となっており、ファーストフード以外のお店はスーパーも含めてほとんどやってません。パース近郊の住民はぞろぞろとkings parkに向って歩いているので一方通行の道のように思えました。

 今年で100年目。道路のに立っている広告は全てANZAC Dayのものに変わってました。

 11時頃についたのですが、多くの方が訪れてました。セレモニー?(慰霊式?)自体は午前中に終わってしまっていたようで軍隊関係や行政の方は誰もおらず、機材も撤収作業に入っておりました。今思えば街中で水兵服を着たマリーンや軍隊関係っぽいバッジをいくつもしているいかつい人の団体とスレ違いましたが、どうやらセレモニー終わりのご飯だったり帰宅する方たちにすれ違ったようです。ということで残念ながら写真はありません。。。

 

 4つの支柱(裏にもう一つ隠れている)から炎がたかれていますが、この4つの支柱は陸空海軍とその全てを支えた女性たちを意味しています。炎は24時間365日消えることがなく、戦争で亡くなった方を私たちは永遠に忘れませんというメッセージが込められているそうです。

 慰霊碑の下には戦死者の名前が壁や柱一面に書かれています。まだ記憶に新しいイラクやアフガニスタンの戦争も 第二次世界大戦時に日本に空爆を受けた歴史から、一昔前まで日本人がAnzac Dayに外を出歩くと卵を投げつけられたりすると言われておりました。しかし、今ではそんな雰囲気は微塵もなくみんな思い思いに足を運んで、写真をとったり公園内でお昼を食べたりそれぞれの休日を過ごしていました。

まーこういった歴史をもつ反面、この公園はパースの中心地を一望できる人気スポットでもあります。昼は子供を連れてご飯やお茶をしに来たり、夜はカップルが夜景を眺めながら愛を語ったり?しています。

が、長くなってしまったのでそんな写真達はまた次回

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA